記事の中の銭湯

 銭湯に関連した新聞などの記事です。

☆朝日新聞 日曜版 1993(平成5)年3月21日(日)

 This Week>くらし~銭湯にいきませんか~

 <第1面>


 大人330円(東京都)の頃の記事で、現存する『松葉浴場(川崎市麻生区百合丘三丁目)』が取り上げられ、同じく現存する『十条湯(東京都北区十条仲原一丁目)』と『柏湯(東京都新宿区北新宿四丁目)』のタイル絵の写真が掲載されています。

 1980年に全国で一万六千軒近くあった銭湯が1990年には一万二千軒を割り込み、東京でも同じ時期に二千三百五十軒から千八百軒台に落ち込んでいると書かれています(現在はその半分も残っていません)。

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 <第2面>


 いずれも現存する『清水湯(大阪市中央区西心斎橋一丁目)』と『燕湯(東京都台東区上野三丁目)』が取り上げられ、施浴を行った銭湯のルーツである『東大寺・大湯屋(奈良/1239年=延応元年)』の写真が掲載されています。

 1000軒目入湯を果たした頃の当時42歳のまだ若かりし町田 忍氏(銭湯ウオッチャーと紹介)に加えて、当時56歳の銭湯背景画絵師早川利光氏の写真(貴重!)も掲載されています。

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☆日刊宗谷 2010(平成22)年4月1日(木)

 昔懐かしの看板~廃業の旭湯が市に寄贈~


 地元ローカル新聞の記事で、店主逝去のため2010年2月に惜しまれつつ廃業した(建物は既に解体され更地に・・・)、かつて日本最北の銭湯※であった レトロ感に溢れた『旭湯(稚内市港4丁目2-13)』から、脱衣所に設置されていた行灯型の広告パネル(写真)などが稚内市に寄贈されたと報じられていま す。

 ※「通常の民間経営(チェーン店を含む)の銭湯としては日本で北から2番目」&「公的な公衆浴場を含めると同3番目」でした(2012.8.23訂正)。

 <参照>
 「日本最北の銭湯」とは・・・(同名のブログ内)

 稚内副港市場内の港ギャラリーあたりでの公開が待たれます。

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